オルカンは四半期ごとに「定期リバランス」で銘柄を入れ替える投資信託
オルカン(全世界株式)は
FTSE Global All Cap Index(FTSEグローバル・オールキャップ指数)
という世界3,000銘柄以上の巨大インデックスを採用しています。
この指数は 年4回(2月、5月、8月、11月)に定期リバランス が行われ、
- 新しく成長してきた企業を追加
- 相対的に影響力が下がった企業を除外
- 国・セクターのバランスを調整
といった “世界最適化の自動メンテナンス” が定期的に実施されます。
そのため、投資家が何もしなくても
オルカンが勝手に「強い企業」へ組み替えてくれる仕組み
になっています。
この仕組みの結果として、2025年11月も日本株を中心に複数銘柄が入れ替わりました。
2025年11月、MSCIが構成銘柄を発表
2025年11月、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が主要指数の定期見直しを発表しました。
日本株では 4銘柄が新規採用、3銘柄が除外 されることが決定。
参考:
MSCI見直しに関する報道(ロイター)
https://jp.reuters.com/markets/global-markets/YSHHF4OBT5JWRMKIAL7UF3LGT4-2025-11-05/
今回の入れ替え内容(日本株)
✅ 新規採用(追加)された銘柄
- キオクシアホールディングス(半導体メモリ)
- JX金属(素材・金属)
- 荏原製作所(機械・ポンプ)
- 西武ホールディングス(鉄道・不動産)
世界の投資資金が流入するMSCI指数への採用は、短期的に株価にプラスの需給が生まれやすい動きでもあります。
❌ 除外された銘柄
- 明治ホールディングス(食品)
- 日清食品ホールディングス(食品)
- ヤクルト本社(飲料)
食品・消費安定株がまとめて外れた形に。
ただし、除外=業績悪化という意味ではなく、時価総額・流動性などの基準によるものが大半です。
なぜ入れ替えが起きるのか?
MSCIでは以下の評価基準をもとに、半期ごとに銘柄の採用/除外を行っています。
- 時価総額(大型・中型株の位置付け)
- 流動性(売買高の安定性)
- 世界株式市場との整合性
- 国別・業種別バランス
このため、企業の業績が悪くなくても、
「相対的な順位変動」だけで除外されるケースもあります。
個人的に注目しているのは「除外銘柄」
明治HDと日清食品HDは“買いたい食品株”
私は以前から 明治HD と 日清食品HD を株主優待目的でウォッチしていました。
- 明治:菓子・乳製品の人気商品が優待で届く年もある
- 日清食品:カップヌードルなどの食品詰め合わせが魅力
MSCIから除外されると、連動ファンドが売却して需給が一時的に悪化し、
株価が下がることが多いので…
→ “いいタイミングで買えるチャンス” と考えています。
食品はディフェンシブで長期保有もしやすい業種なので、優待目的と相性も良いです。
ただ今回はすぐに買うのではなく、買えそうなタイミングを引き続き監視していこうと思います。
一方、追加銘柄は“成長テーマ”としておもしろい
- キオクシア:AIサーバーやデータセンターでメモリ需要が増加
- JX金属:銅・レアメタルの需要が世界で拡大
- 荏原製作所:インフラ投資の追い風
- 西武HD:観光・ホテル需要が回復基調
特にキオクシアは半導体サイクル回復の恩恵を受ける可能性が高く、
指数採用による資金流入も期待されます。
まとめ
- 2025年11月のMSCI見直しで、日本株に「4追加・3除外」
- 除外された明治HD・日清食品HDは、優待狙いでは買いチャンス
- 追加銘柄はAI・インフラなど成長分野で注目度が高い

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